理事長あいさつ

今こそ、相互扶助の精神で

 会員の皆様には、当法人の諸事業の推進に深いご理解と温かいご支援を賜り心から感謝申し上げます。
 一般財団法人鹿児島県教育安全振興会として12年目に入りました。本年度も約23万の会員の皆様にご加入いただき、健全育成事業、研究大会等支援事業、安全普及事業及び共済事業の4本の事業を実施しています。
 健全育成事業ではPTA家庭教育電話相談事業(PTAすくすくライン)の電話をフリーダイヤル化し、利用者の負担軽減を図ることとしております。子育て期の悩みに関する相談がありましたらぜひご利用(0120−581−185)ください。
 安全普及事業では、「AEDに関する研修会」、「交通安全に関する研修会」への助成を引き続き実施しています。また臨時的に実施しました「ウィルス」に関する研修会への助成に替わり、「スマートフォン等」に関する研修会への助成を復活いたしました。
 PTA活動や部活動等は制約を受けながらも徐々に再開されていますが、これらの活動中において災害が発生した場合、共済事業の「PTA安全の部」と「子ども安全の部」で共済金を給付しています。今年度より、診断書等に要する費用について、3,000円から5,000円を上限として負担することにしました。
 なお、前年度、当法人に寄せられた災害報告では、部活動等での負傷が多く、ウォーミングアップやクールダウンの励行をお願いします。また、交通事故の負傷も多く、道路を横断する際の左右の確認、自転車等を利用する場合の通学路の安全確認等、安全安心な登下校に努めていただきますよう併せてお願いします。
 前年度、「区域別共済事業等説明会」は、オンライン方式により、離島区域で3回開催しました。本年度もオンライン方式により、本土内区域で実施する予定です。順次ご案内申し上げますのでPTA会長や担当者等にご参加くださいますようお願いいたします。
 今後とも、会員の皆様からのご意見やご要望等をいただきながら、相互扶助の精神に基づき、当法人の健全な運営に努めてまいりますので一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年8月

一般財団法人鹿児島県教育安全振興会
理事長 海江田 宗順